ピラティスの呼吸|なぜ胸式なのか
2026.10.10
「息を吸って、肋骨を横に広げて」。
はじめての方が戸惑うところです。
ヨガとは違います
ヨガでよく使うのは腹式呼吸です。お腹を膨らませて吸います。
ピラティスで使うのは胸式呼吸です。お腹は膨らませず、肋骨を横と後ろに広げて吸います。
なぜお腹を膨らませないのか
ピラティスでは、動いている間ずっとお腹の奥で体幹を支えています。
お腹を膨らませると、この支えが抜けます。支えたまま呼吸するために、胸郭のほうを使います。
腹式呼吸が悪いわけではありません。目的が違うだけです。
吐くほうが大事です
吸うことより、吐き切ることに重点があります。
息を吐き切ったとき、お腹の奥の層が働きます。ここを感じ取れるかどうかで、その後の動きが変わります。
最初はできなくて普通です
肋骨を横に広げる感覚は、すぐにはつかめません。
レッスンでは、肋骨に手を当てて確かめていただきます。手に動きが伝われば広がっています。
動きと合わせます
ピラティスは、動きのどこで吸い、どこで吐くかが決まっています。
呼吸を止めて動くと、首や肩に力が入ります。息を続けられる範囲が、その人にとっての適切な負荷です。
よくある質問
胸式呼吸と腹式呼吸は何が違いますか?
腹式はお腹を膨らませて吸います。胸式は肋骨を横と後ろに広げて吸い、お腹は膨らませません。体幹の支えを保ったまま呼吸するためです。
呼吸がうまくできなくても大丈夫ですか?
はじめは皆さんできません。肋骨に手を当てて確かめながら進めますので、少しずつでかまいません。
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